beacon

[スポ東]怒涛のゴールで5発大勝 !!東洋大は2位へ浮上

このエントリーをはてなブックマークに追加

[スポーツ東洋 ゲキサカ版]
[6.5 第85回関東大学サッカーリーグ戦・前期1部リーグ第6節 東洋大5-0國学院大]

 前節、桐蔭大の勝利から3位につけた東洋大。リーグ最下位の国大との負けられない対決に臨んだ。序盤に先制点を奪い、主導権をつかむと前半に3ゴールを得て、大差をつけると後半にも2点を奪い、5-0で圧倒的な勝利を果たした。これで勝ち点13となり、2位に順位を上げる躍進をみせた。

東洋大5-0(3-0)國学院大
<得点者>
市川恵多(10分)、高橋佑輔(35分)、岡田将知(38分)、黒須大輔(65分)、三田尚央(85分=PK)

<出場メンバー>
▽GK
松下理貴(3年=柏U-18)
▽DF
石津遼太郎(4年=大宮ユース)
若狭大志(4年=浦和学院高)
市川恵多(3年=前橋商業高)
▽MF
勝野洸平(4年=大宮ユース)
中里壮太(4年=大宮ユース)
高橋佑輔(4年=八千代高)
78分→MF馬渡和彰(2年=市立船橋高)
岡田将知(4年=武南高)
久保田大智(3年=F東京U-18)
86分→FW野崎桂太(3年=大宮ユース)
黒須大輔(2年=習志野高)
73分→MF年森勝哉(2年=F東京U-18)
▽FW
三田尚央(2年=F東京U-18)

 前半開始早々、國学院大はロングボールからサイドへ展開する攻撃で東洋大を揺さぶるが、安定した守備でシュートまで持ち込ませないプレーをみせる。すると、10分に右CKのこぼれ球をDF市川が相手GKの逆を突くシュートで、先制点を得る。今季からスタメン定着を果たしただけに、嬉しい初ゴールとなった。ここから一気に東洋大ペースになる。相手DFの裏を取る攻撃で果敢にゴールを狙っていく。35分に、MF高橋が中央突破から相手に体勢を崩されながらも豪快にシュートを放つ。ゴールの隅に突き刺さる2点目を獲得。

 リードを広げてもなお、攻撃陣の好プレーは続く。38分にも、左サイド中盤から抜け出したMF黒須が前線までドリブルで駆け上がり、中央にボールを送ると走りこんできたMF岡田が冷静に押し込み3点目。スピードのある二人がみせた高速プレーに会場は沸き上がる。3点の大量リードをもらい、前半が終了する。

 後半開始、立ち上がりでリズムを崩し、リードを失うケースが多い東洋大だが、この日はそんな心配を感じさせなかった。中盤のMF中里、MF久保田、MF黒須の息の合ったパス回しで、ボールをキープしつつ、チャンスを作る。65分には、またもMF黒須が抜け出すと、DF2人を抜き、ついにはGKをもかわす華麗なゴールで、4点目を演出した。直後に、MF年森と交代になったが、1ゴール&1アシストの大活躍をみせた。

国大は、途中で退場者を出し、さらに厳しい状況に晒されるもサイドから激しいプレッシャーをかけてくる。そんな中、後半終了間際にMF年森が相手の裏を突くプレーで飛び出すと、ゴール前で相手DFに倒され、PKを獲得する。4-0と勝敗は既に決していたが、ここまで総得点が少ない分、1点でも得点が欲しい東洋大は、FW三田が相手の逆を突いた、落ち着いたシュートを決め、駄目押しの5点目を獲得する。その後も全員で集中力を切らさずに戦い抜き、試合終了。

 今季、チーム最多の5得点を叩き出し、なおかつ無失点での快勝は選手達の大きな自信につながった。順位も2位に上げ、MF黒須もここまで6得点を上げ、得点ランキングを独走中と好調のプレーが続き、期待が高まる。残りの試合もこのまま臨んでいければ、前期1位で終わることも夢ではない。次節は下位の朝鮮大との試合だ。今日のような圧倒的な力の差を見せつけてほしいところだ。

[写真]黒須は鮮やかにGKをかわしてゴールに流し込んだ

(文 スポーツ東洋 松尾尊弘)
(写真 同 敦賀美江)

[次節試合予定]
第7節・6月11日朝鮮大戦(13:50@古河サッカー場)

PR: スポーツ東洋HPではサッカー部のみならず、多くの部会の最新情報が満載です。是非一度アクセスしてみてください。

TOP