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[総理大臣杯]大阪体育大は早稲田大にPK戦の末に勝利!!守護神・姫野が2本をストップ!!

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[7.3 総理大臣杯・1回戦 大阪体育大2-2(PK4-2)早稲田大 J-GREEN堺]

 大阪体育大(関西2)が2-2でもつれ込んだPK戦の末、早稲田大(関東2)に4-2で勝利した。5日に行われる2回戦では、初出場ながら初戦を突破した北海道教育大岩見沢校と対戦する。

 先制点を奪ったのは大阪体育大だった。前半18分、DF馬場将大(3年=大塚高)の左クロスは相手DFにクリアされたが、ゴール正面でこぼれを拾ったFW山本大稀(2年=米子北高)がドリブルから自らシュートを決めて、先制に成功した。1-0で前半を折り返した。

 しかし、関東リーグで首位に立つ早稲田大も、このままでは終われないと反撃をみせた。後半13分、FW富山貴光(3年=矢板中央高)が中央から切れ込みシュート。相手DFに阻まれたが、こぼれをFW白井豪(3年=三鷹高)が頭で押し込み、同点に追いついた。

 再び突き放しにかかりたい大阪体育大は後半25分に2人を交代。MF松澤憲伸(4年=東海大付属第五高)とMF小竹一輝(4年=青森山田高)に代えて、FW脇睦(3年=三重高)とDF池永航(2年=清明学院高)をピッチヘ送った。その後、会場の照明トラブルで試合が約8分間に渡って中断するアクシデント。ようやく再開したものの、スコアは動かずに10分ハーフの延長戦へもつれ込んだ。延長前半3分、MF山田貴文(1年=日章学園高)のパスは相手DFにカットされるが、FW渡邉悠介(2年=流通経済大柏高)がこぼれを押し込み、再びリードに成功した。

 このまま逃げ切りたいところだったが延長後半3分、早稲田大が食らいつく。直接FKのチャンスにキッカーはMF島田譲(3年=鹿島ユース)。蹴りこんだボールをDF福田勝也(3年=星稜高)が頭で流すと最後はDF永田宏紀(4年=星稜高)がヘディングシュート。執念のゴールで試合は振り出しに戻された。結局110分間で決着はつかず、PK戦にもつれ込んだ。

 PK戦では大阪体育大のGK姫野昂志(3年=大分南高)が大活躍をみせた。先攻・早稲田大のFW小井土翔(4年=千葉U-18)のシュートをストップすると、2人目・MF柿沼貴宏(4年=大宮ユース)のシュートも冷静に止めた。姫野の奮闘に呼応するかのように、大阪体育大は4人が冷静に決めて、4-2。PK戦にもつれ込む死闘を戦い抜いた大阪体育大が全国ベスト8入りを果たした。

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