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[ケイスポ]慶應義塾大vs神奈川大 試合後の慶應義塾大コメント

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[慶應スポーツ ゲキサカ版]
[10.29 関東大学1部L第16節 慶應義塾大2-3神奈川大 江戸陸]

 前節の国士大戦で大勝し勢いに乗っている慶大は、今季初の3連勝をかけて神大戦に臨んだ。試合は、MF日高慶太(4年=桐蔭学園高)の3戦連続ゴールなどで2点を奪い、1点リードで折り返すも、後半にコーナーキックから2失点を喫し、2-3で逆転負け。今季初の3連勝はならなかった。

以下、試合後の慶應義塾大コメント

●須田芳正監督
―今日の試合を振り返って。
「残念な結果。でもやっぱり相手がよかった。相手の体を張ったりだとかハードワークというのがよかったと思う。戦う姿勢というのが改めてサッカーには大切だなというのを感じました。勉強になりました」

―裏のスペースにボールを入れてくる相手へのやりにくさはあったか?
「やりにくかったんじゃないかな。特に後半はラインがちょっと下がっていてコンパクトになっていなかったので、こぼれ球を拾えなかったし、相手が非常にコンパクトなディフェンスをやっていたのでパスコースもなかなか作らせてもらえなくて、まあ我々のフットボールができなかったというところですね」

―セットプレーの失点になったが?
「うちも2本、相手も2本、そしてまた1発を狙っていると。もう相手のゲーム。完璧に相手のゲームだからしょうがない。相手をほめるしかない。うちがよくなかったというよりは相手がよかったと」

―選手交代や交代後の布陣について。
「全体的に今日はこっちの考えと選手の考えが食い違っていた。というかうまく選手交代もできなかったし、こっちの選手起用であったり戦略とかがよくなかった。なんかしっくりしなかった。これだ、というのがないから選手も迷ったのかもしれないし、まあこっちの責任なのでその辺は。反省して、これもまた経験として次につなげていきたいなと思います」

―終盤には多くのチャンスを作ったが決めきれませんでした。
「相手のディフェンスはしっかりしていたし、その辺は彼らは体張って、少しでもシュートコースを消そうとしていた。そういったところが素晴らしかったのでね。いいシュートだったけどポストに弾かれたり、あれはやっぱり彼らが体を張っているからだと思う」

―次節の中大戦に向けて。
「まずコンディションを回復すること。そこをまず今日からやって、あとはうちの選手は気持ちの切り替えというのが非常に早いのでそこは心配していない。だけどもう1回、戦術の部分を頭の中でみんなで共通理解をもって、負けてて交代したときに出てくる選手の役割だったりを確認していきたい。結果はどうであれいいゲームをしたいと思います。(相手の強力な2トップを)どう抑えるかというのをみんなで話し合いながらやっていこうと思います」


●DF笠松亮太主将(4年=東京Vユース)
―今日の試合を振り返って。
「そうですね。前半をリードして折り返したんですけど、後半にああいう形でセットプレーで点を取られて、相手の策にはまってしまった。もったいない負け方だなと思います」

―裏にボールを入れてくる相手だったがやりにくさはあったか?
「そこに関しては対策を練っていたので、特にそんなやりにくさというのはなかったです」

―コーナーキックからの2失点について。
「自分のマークだったので。1本目はキーパーとの連携が合わなかった。2本目は普通に競り負けてしまったので、そこは自分の責任だと思いますし、自分個人として修正していかなきゃいけないと思います」

―終盤に多くのチャンスを作った中で決めきれなかったことについて。
「そうですね。チャンスを作ってそこで決められるかというのは1番の部分だと思う。先週は5点入ったんですけど、そういうときもあれば今日みたいに入らないときもあるということで、そこの精度をもっと上げていかなければいけないと思います」

―次節に向けて。
「そうですね。どの試合も厳しい試合になると思います。とにかく連敗だけは避けたいので、勝ってまた流れに乗れるように時間は短いですけどいい準備をしていきたいと思います」

●MF日高慶太(4年=桐蔭学園高)
―3連勝はなりませんでしたが、試合を振り返って。
「正直負ける相手ではなかったかなというのがあるので、もったいないなという気持ちがあります。自分たちのサッカーを90分間通して出来なかったというところに敗因があるのかなと思います」

―監督が選手交代をした時に日髙選手のポジションを「サイドから中央に変えたことで混乱させてしまったのかもしれない」とおっしゃっていたが、どうだったのか?
「どういう意図でポジションチェンジしたのかということを、ピッチの中のみんなで統一できていれば問題なかったと思います。入ってきた選手やスタッフの方も含めて、チーム全体としてこれからどういった形で攻めていくのかを、共有できたら良かったですね」

―ご自身にとって3試合連続となるゴールはヘディングでした。
「最近、ゴールに近いところでプレーするという事は意識してやっていて、それが点に繋がったのかなとは思います。ただヘディングはあまり得意ではないので、よく入ってくれたなという感じです」

―次節は中3日での中大戦です。
「試合間隔に関しては相手も条件は一緒なので。ただ、次も負けて連敗となると、上(優勝、インカレ圏内)がきつくなってしまうので、今日の負けてしまった悪い流れを持っていかないようにしたいです。しっかりと下田で練習して、それをグランドで表現できるように準備をしたいと思います」

●MF藤田息吹(3年=藤枝東高)
―試合を振り返って。
「負けてしまってすごく残念です」

―3連勝はなりませんでしたが、敗因は?
「やっぱりセットプレー。佐々木君に2本やられてしまったので。それでは勝てないかなと思います」

―前節、攻撃面でのセットプレーが光ったが、守備面でのセットプレーに課題が見えたか?
「そうですね。どれだけ攻められていても、セットプレーからやられてしまってはだめなので。今日の結果を反省して、次に生かせれば良いと思います」

―ご自身のゴールは上手く抜け出してのシュートでした。
「あんまり練習していた形ではなかったですけど、決まってよかったです」

―相手は全体的に身体を張ってくるイメージだったが?
「ディフェンスの部分では自分もやれていたのですが、攻撃面ではまだまだかなと思います」

―次節の中大戦への意気込みをお願いします。
「連敗だけは避けないといけないので、しっかりと準備をして試合に臨みたいと思います」

(取材・文 慶應スポーツ新聞会)

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