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[ケイスポ]慶應義塾大vs専修大 試合後の慶應義塾大コメント

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[慶應スポーツ ゲキサカ版]
[11.19 関東大学1部リーグ戦・後期リーグ 第20節 慶應義塾大1-1専修大 古河]

 リーグ戦も残り3試合。現在リーグ4位の慶應義塾大は首位の専修大と対戦した。相手に先制点を奪われるが、慶大もすぐさま同点に追い付き、互角の戦いを繰り広げる。後半は守備の時間が長くなるも、全員が身体を張って守る。劣悪なピッチコンディションの中でも、最後まで集中力を切らすことはなく同点のままタイムアップ。貴重な勝ち点1を得た。

以下、試合後の慶應義塾大コメント

●須田芳正監督
―今日の試合を振り返って。
「非常にタフなゲームで、相手がかなりレベルが高いという中で、うちは後半防戦一方だったけど、しっかり身体を張って守り抜いたのは良かったと思います」

―勝ち点1という結果だが?
「負けゲームだったので、我々としては勝ち点1が最高の結果だと思ってます」

―ハーフタイムでの指示は?
「前半は右サイドから攻めれていたので、クロスに対して左サイドがしっかりと中に入ってくる、ということを確認しました」

―風間投入の意図は?
「森田がなかなかゲームに参加出来ない場面が多かったので。もう少し高い位置でプレーして欲しかったですね。後は風間が非常に身体がきれていたので彼を使いました」

―インカレ出場に向けて。
「1戦1戦戦うだけですね。次も早慶戦ですし。リーグ戦の早慶戦だけれども、相手が早稲田ということはお互い意識していると思うし、いいゲームが出来ればと思ってます」


●DF笠松亮太主将(4年=東京Vユース)
―今日の試合を振り返って。
「非常に厳しい試合で、何度もピンチがあった中でも、運もあったとは思うんですけど、何とか引き分けで終われたというのは評価できると思いますし、もっともっと自分達がレベルアップしなければいけないなと感じさせられた試合でした」

―専大対策は?
「とにかく中盤から飛び出てくるので、その選手達を捕まえることと、プレスをかけるということはやっていました」

―勝ち点1という結果について。
「前向きに捉えれば、インカレには繋がったとは思いますし、そうやって前向きに取るしかないと思うので、とにかく次の試合の準備をしていきたいと思ってます」

―早大戦に向けて。
「インカレも懸かってくると思うので、結果にも内容にもこだわってやりたいと思います」

●DF田中奏一副将(4年=F東京U-18)
―今日の試合を振り返って。
「勝ち点3が欲しかったんですけど、内容からするとよく守れたなという感じでした」

―上位校同士の対決となりました。
「僕たちは上位に少しでも離されずについていきたかったです」

―雨でグラウンドの状態も悪かったが?
「やっぱり自分達のサッカーというよりは、球際だったりという所にポイントが置かれる試合だったように思います」

―それがPKを得たことにつながりましたか?
「そうですね。ボールを追いかけて必死でやりました」

―相手の印象は?
「本当にいいチームだったと思います」

―相手の激しいプレスに対しどう守りましたか?
「僕たちもプレスをかけて、ボールを奪いにいこうとしたのですが、後半はちょっと押し込まれてしまいました」

―攻撃面では?
「サイドを突いていこうとしましたが、ちょっとなかなか後半はうまくいきませんでした」

―次節の早大戦に向けて。
「もうリーグ戦の佳境で、リーグ戦の中とはいえ早慶戦なのでプライドを懸けて頑張っていきたいです」

●FW大塚尚毅(4年=滝川第二高)
―試合を振り返って。
「ほとんど攻め込まれるシーンが多くて、耐える時間が長かったんですけど、なんとかこの苦しい試合で勝ち点1を取れたのは大きいかなと思います」

―雨などでグラウンドコンディションが悪かったと思いますが?
「あんまりボールはつなげなかったので結構前にクリアして、っていう形をやりたかったんですけど、まあ前半はわりとはまっていたんですけど、後半はちょっと自分のミスが多くなってためが作れなかったので、そこは自分の反省点かな、という感じです。でもグラウンドの条件は向こうも同じなので、向こうの方がグラウンドに対応したプレーが出来ていたと思います」

―慶大より上位の専修大学が相手ということで意識したことは?
「試合前には、中盤が特にいいチームで細かいパスをつないでくるので、1人1人にプレッシャーを厳しくいこうと言っていたんですけど、ちょっと今日はいい様にやられてしまったかな、というところがありました」

―次戦の早慶戦に向けて。
「本当に、早慶戦ということでたくさんの人が見に来てくれると思うので、是非勝ってインカレに近づけるように頑張りたいです」

●MF日高慶太(4年=桐蔭学園高)
―今日の試合振り返って。
「前半はある程度自分たちのサッカーができたと思うし、この雨の状況を考えながら状況判断できた。後半リズムがつかめなくなったときに 自分たちのなかで修正できなかったのがちょっと反省点かなと思います」

―首位の専大が相手ということで特別な対策はしたか?
「攻撃に人数をかけてくるんで、奪ったあと早い展開すればチャンスになるっていうふうに考えて、意識付けはすごいやってたんですけど、基本的にはいつも通り自分たちのサッカーやればある程度いい試合はできるだろうと思ってたんであまり意識はしなかったですね。」

―今日のチームのコンセプトはどのようなものだったか?
「まずは守備。相手の攻撃がやっぱりいいんで、守備をしっかりコンパクトに。いつも通り守備から入って奪ったときはサイドを起点にして速い攻撃をしようということだった」

―残り2試合で大事になることは?
「本当に一戦一戦、まあ2試合、本当に一試合一試合大事にするっていうのが一つだし。あんまりインカレとか優勝とかは、頭に入っちゃうとは思うんですけど、それをあんまり意識せずに、どれだけ自分たちのサッカーを突き詰められるかというところを意識してあと2試合戦いたいと思います」

―次節への意気込みは。
「団結力だったりチームとしての一体感としては絶対に早稲田に負けないと思うし、そういうところで負けないように出てる選手だけじゃなくて、チームとして一体となって絶対に勝ちにいきたいと思います」

●DF松岡淳(3年=慶應湘南藤沢高)
―今日の試合を振り返って。
「自力優勝の懸かっていた試合であり、勝ちたかったので残念でした。ピッチの状態も悪く、難しい試合にはなったんですが、皆ハードワークした試合でした。結果的にはやはり悔しいなという気持ちです」

―相手攻撃陣の印象は?
「専修はバイタルで前に行く時に湧き出てくるように、前の選手たちを追い越す動きというものをしていて、その追い越しの動きだったり、ポジションチェンジだたりというものが、とてもスムーズで怖いなという印象がありました」

―ディフェンスとして心がけていたことは?
「バイタルの高い位置でパス回しをしてくるので、ディフェンスがそのポジショニングの意思疎通であったり、最後シュートを打つ時に、厳しく行こうというところを意識していたので、失点を少なくできたのかなと思います」

―次節に向けて。
「インカレというのは、一部で戦った3年間で達成できなかったものなので、今の4年生と一緒に少しでも長く、高いレベルでやりたいと思います。そういったことがかかったことが早慶戦ということで、次の一試合にかけて準備していきたいと思います」

(取材 慶應スポーツ新聞会)

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