beacon

[コマスポ]準備は万端!駒大サッカー見せ、次こそ連勝へ

このエントリーをはてなブックマークに追加
[駒大スポーツ ゲキサカ版]

第86回関東大学サッカーリーグ戦・前半戦2部第7節は12日、古河市立古河サッカー場で駒澤大が関東学院大と対戦する。前節の朝鮮大戦ではMF真野直紀(4年=加藤学園暁秀高)やDF荒井裕介(4年=明秀学園日立高)など、攻守に渡って顔ぶれが一新。その大幅なスタメン変更が上手くいくと、4ゴールを奪う大勝を収めた。勢いそのままに、今節の関学大戦に挑む。

 初黒星を味わった前々節の拓大戦から、なんと8人もの選手を入れ替えて臨んだ前節。開始早々にDF田中雄一(3年=前橋育英高)のクロスに合わせ、FW菊池将太(1年=浦和東高)が先制点を挙げた。続く5分にも「チームのために、自分にできることを」と、初出場のFW平野篤志(1年=大宮ユース)がゴール。早い時間に点差を2点に広げ、前半を終えた。続く後半には朝鮮大にリズムを掴まれるが、GK大石健太(3年=磐田北高)を始めとした、守備陣の決死のディフェンスで守り切る。すると56分にMF山本大貴(3年=ルーテル学院高)、75分にこちらも初出場の真野がそれぞれ追加点を挙げて4-0。その後も相手の追い上げを許さず、待ち望んだ勝ち点3を手にした。

そして今節、駒大の連勝を止めに来る関学大は現在8位。昨季は2部リーグ3位と好成績で終えたが、今季は勝利から遠ざかっている。前節、平国大を相手にようやく開幕戦ぶりに勝利を手にした関学大にとっても、何としてもここで連勝しておきたいところだろう。エースストライカーのFW佐藤祐輝(4年=湘南工科大附高)やFW小ノ澤通也(4年=千葉国際高)を筆頭に、持ち味の粘り強いパスサッカーでゴールを狙ってくるはずだ。

 対する駒大で注目すべきなのは、何といっても今季初出場したMF奥村情(4年=名古屋U-18)だ。昨季、スタメンが定着していた奥村は、今季のそれもほぼ確実と予想されたものの、実際はベンチ外。第7節になって初めて、ピッチに戻ってきた。また、出場停止中だったMF湯澤洋介(4年=矢板中央高)も帰ってくるため、両サイドから幾度もの得点機を量産することは間違いない。また、秋田浩一監督に朝鮮大戦での出来を「(10点中)8.5点。驚き以上のことをしてくれた」、とまで言わしめた真野にも、再び4年生としての意地を見せつけて欲しい。

前節の4得点快勝に対し、三澤祥馬主将(4年=三菱養和SC)は「勝てて良かった」としたものの、一方で「まだまだ点が取れた」と、満足はしていない。今節のスタメンを予想するのは至難の業だが、誰がなってもやることは同じだろう。前へ前への駒大サッカーで貪欲にゴールへの意志を見せ、次こそ必ず連勝して欲しい。

(文・駒大スポーツ 河田奈津子)

PR:この度、駒大スポーツでは今、流行のつぶやきサイト「Twitter」で試合の速報、さらに試合内外で見つけた細かな話題をつぶやいております。「koma_football」で検索して、ぜひフォローをお願いします。

TOP