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ロンドン五輪出場を喜ぶR・マドリー DFマルセロ

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 ロンドン五輪に出場するU-23ブラジル代表が5日に発表され、オーバーエイジ枠で招集されたレアル・マドリーのDFマルセロは、クラブの公式HPで北京五輪に続く2度目の五輪出場に対する喜びを口にした。

「僕は自分が学べる状況でのみプレーしてきた。今でも何かを学び続けていかなきゃいけないけど、またオリンピックに出るチャンスがあることを誇りに感じているし、うれしく思う。僕の家族もオリンピックを見て応援してくれるだろう。だから彼ら、そして国全体に喜びを届けたい」

 06-07シーズンにR・マドリーに加入したマルセロは、昨シーズン、自身にとって3度目となるリーグ優勝を成し遂げた。ブラジル代表史上最高とも言われる超攻撃的SBロベルト・カルロスの後継者として期待され、R・マドリーに加入したマルセロは、自分の道を歩むことが大事だと強調する。

「レアル・マドリーには成長するために辿り着いた。マルセロの歴史を作って行くためにね。18歳だった頃にロベルト・カルロスと比べられるのはすごいことだったけど、はっきりしているのはロベルト・カルロス2世は今後も出現しないってこと。僕としてはマルセロを見て欲しい。そのために頑張っているんだ」

 国を代表して戦うことの重要性を口にするブラジル代表DFは、自国開催の14年W杯での優勝にも意欲を見せる。現在、FIFAランクで11位と史上最低の順位に落ちた同国代表を再び上昇させたいと意気込む。

「ブラジル代表が偉大であり、勝利をつかみ続けて来たことは誰もが知っている。僕らはその名誉を回復し、ファンに喜びをもたらすことを目標にしている」

 グループCに入ったU-23ブラジル代表は、初の五輪優勝を目指し、26日にU-23エジプト代表と、29日にU-23ベラルーシ代表と、8月1日にU-23ニュージーランド代表と対戦する。

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