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宮市、新シーズンも期限付き移籍か

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 アーセナルに所属する日本代表MF宮市亮は、昨季にボルトンで得た経験が、新シーズンに役立つと確信している。中京大中京高からアーセナルに加入し、1年目はフェイエノールトへ、2年目はボルトンで印象的な活躍を見せた19歳の宮市は、アーセナルに戻った喜びをESPMStar.comに語っている。

「世界でも有数のビッグクラブに所属できて、とても嬉しく思います。これからさらに努力しなければいけません。1年目、初めてこのクラブに来たときは、突然、有名な選手に囲まれて驚くばかりでした。当時は、その環境に慣れなければいけませんでしたが、今は毎日、楽しむことができています。アーセナルには本当にビッグネームの選手が多いし、すべての選手から多くを学んでいます」

 宮市は昨シーズンの後半、ボルトンで過ごした6か月が非常に価値のあるものだったという。そして、再び期限付き移籍で放出される可能性があることも、否定しなかった。

「プレミアリーグで常時、出場する機会を得ることができたので、昨シーズンの期限付き移籍は良かったと思っています。非常に大きな経験を積むことができましたし、今季の僕の助けになると思います。今シーズン、アーセナルに残るかどうかは、まだ分かりません。コーチングスタッフと話し、どうなるか待つしかありませんね」

 クラブのアジア遠征に参加している宮市は、現地で最も人気のある選手の一人だ。アジアを代表してプレミアリーグでプレーする宮市は、アジアのサッカーはレベルアップを続けており、多くの外国籍選手がプレミアリーグで成功できるという考えを語った。

「プレミアリーグでプレーするのは非常に難しいことです。でも、頑張れば、結果を残すことができると思います。アジアのサッカーは急速に成長しています。欧州には多くのアジア人選手がプレーしていますし、レベルも高くなっています」

 また、プレミアリーグを知る宮市は、今季からマンチェスター・ユナイテッドに加入した日本代表MF香川真司の成功も確信している。

「プレミアリーグでも持ち味を出せると思います。彼のチームにとって重要な選手になると思います」

 宮市がアーセナルに残留できれば、注目の日本人対決は、11月3日と13年4月27日に実現する。


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