バルセロナは28日、ラジャ・カサブランカ(モロッコ)との親善試合を行い、8-0で勝利した。今季初実戦に臨んだFWリオネル・メッシは前半34分に”今季初ゴール”を決めると、同37分、同45分にも得点を奪い、ハットトリックを達成。リーグタイトル奪回を目指す今シーズン、幸先の良いスタートを切った。

　公式サイトにによると、メッシは「最後はバテてたよ。僕たちは疲れを感じていた。少し苦労はしたけれど、この時期ではそれは普通のことさ。僕たちは良い練習が出来ているし、フィジカルは良くなってきている。出来るかぎりいい仕上がりでシーズン開幕を迎えられることを期待してるよ」とコメント。開幕へ向け調整の順調ぶりをうかがわせている。

　今季から指揮を執るティト・ビラノバ監督も「彼はこの決定力を備えた世界最高の選手。いつも違いを示してくれる。今回もまた彼はそれを証明したね」とエースの復帰に笑顔を見せた。

　バルセロナはこの後、8月4日にFWズラタン・イブラヒモビッチの移籍したパリ・サンジェルマンと8月9日には日本代表MF香川真司の所属するマンチェスター・Uと親善試合を行う予定でいる。