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ルーニーが香川のパフォーマンスを称賛、「シンジのゴールはグレートだった」

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 日本代表MF香川真司の所属するマンチェスター・Uは11日、敵地でハノーファー96と親善試合を行い、4-3で逆転勝利を飾った。フル出場を果たした香川は後半40分にFWウェイン・ルーニーからのパスを受けると、チーム4点目となるゴールを決めて、勝利に大きく貢献した。試合後自身も2得点を決めたルーニーは試合後、MUTVのインタビューに応え、決勝点となるゴールを決めた香川についてコメント。「グレートだったよ。彼は非常に冷静で、頭の良い選手だ」と称賛している。

 3試合ぶりの先発出場となった香川はこの日はボランチでの出場となった。慣れないポジションにも機を見た攻撃参加で決定機も演出。1点ビハインドの試合終盤には本来のトップ下に入り、ルーニーと縦関係を作ると終了間際の逆転ゴールへとつなげた。

「シンジのゴールはグレートだったよ。彼は非常に冷静で、頭の良い選手だ。チームには自分も含め、チチャリート(ハビエル・エルナンデス)、トム(・クレバリー)といったボールをキープできて繋ぐことの出来る選手がいたからね。今夜はうまくいったよ」

 マンチェスター・Uのプレシーズンの試合はこの試合が最後だった。いよいよ20日には2012-13シーズンの開幕エバートン戦を迎える。ルーニーは「最後の試合でようやくすべてが繋がった感じだ。もう少し失点を抑えられたかもしれないけれど、全体的には良い試合だったと思う。チームのコンビネーションも上手くいっていた」と開幕へ向けチームの出来に及第点を与えている。

「プレシーズンの間は代表の試合などもあり、それぞれ合流が遅れていたが、きょうの試合を見てもらえてばみんなが良くなってきているのが分かっと思う。次の月曜日(20日)のエバートン戦は難しい試合になるだろうが、その試合までにはすべての準備が整っているだろう」

 覇権奪回へ燃える今季のマンU。香川ら新戦力との融合にエースは手ごたえを感じている。

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