beacon

ボヌッチ&ペペの裁判が継続へ 検察が控訴

このエントリーをはてなブックマークに追加

規律委員会が無罪としたが…

『スカイ・スポーツ』などイタリアの主要メディアによると、イタリアサッカー連盟(FIGC)のステファノ・パラッツィ検察官が、違法賭博・八百長事件の裁判で無罪となったユヴェントスDFレオナルド・ボヌッチ、MFシモーネ・ペペらについて、控訴へと踏み切ったようだ。両選手をめぐるスポーツ裁判はさらに続くこととなる。

 ボヌッチとペペは2010年5月のウディネーゼ対バーリ戦における違法賭博・八百長事件において、ボヌッチは「スポーツにおける不正行為」を、ペペは八百長告発義務違反を疑われていた。パラッツィ検察官は事件当時バーリに所属していたボヌッチに3年6カ月、ウディネーゼに所属していたペペに1年の停止処分を求刑。だが、FIGCの規律委員会は10日、両選手を無罪とした。

 しかし、パラッツィ検察官は、両選手の“告訴”の原因となったアンドレア・マジエッロの証言が信用に足るものだと考えている様子。そのため、規律委員会で無罪となった選手・クラブのうち、1名を除く全選手とクラブを対象に控訴したそうだ。

 ユヴェントスはやはり違法賭博・八百長事件でアントニオ・コンテ監督に10カ月の停止処分が科されている。こちらも控訴に向けて動いており、スポーツ裁判での争いはまだ続くことになりそうだ。

TOP