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「謝罪メールではない」…大韓体育会会長が改めて謝罪を否定

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 ロンドン五輪の3位決定戦の試合後にU-23韓国代表DFパク・チョンウが政治的メッセージの書かれたボードを掲げた問題で韓国サッカー協会(KFA)の上級機関であたる大韓体育会のパク・ヨンソン会長が21日、テレビ朝鮮のトーク番組に出演し、日本サッカー協会(JFA)に送ったとされる謝罪メールの存在を改めて否定した。『朝鮮日報』によると「国内外のさまざまな問題を考慮し、私が指示したこと」と自らの指示であったことは認めているが、「決して謝罪メールではなかった」と語っている。

 JFAの大仁邦弥会長は13日にKFA側から謝罪メールが送られてきたことを説明。ただ韓国側はこれを即座に否定、謝罪ではなかったことを強調していた。だが韓国の国会議員がこの文書を入手した結果、謝罪ととれる内容であったことが判明し、物議を醸している。

 パク会長はパク・チョンウの行為については「意図的に行ったものではなかった」と改めて説明したが、「国際サッカー連盟(FIFA)の賞罰委員会の結果を聞いた上で、対処方法を検討したい」とFIFAに判断をゆだねる考えを示している。

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