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内田フル出場のシャルケ、一時は逆転も追いつかれドロー

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 ブンデスリーガは26日、第1節3日目を行った。DF内田篤人の所属するシャルケ04は敵地でDF酒井宏樹の所属するハノーファーと対戦。一時は逆転するも、後半35分に追いつかれて2-2で引き分けた。右SBに入った内田はDFBポカール1回戦に続き、公式戦2戦連続の先発フル出場。酒井はロンドン五輪での故障の影響もあり、ベンチ外だった。

 互いになかなか決定機をつくれず。静かなスタートとなる。前半7分にはシャルケの右CKからDFパパドプロスがシュート。DFが弾いたこぼれに新戦力のMFノイシュテッターが反応するも、ドイツ代表GKツィーラーに阻まれた。同24分には、ハーフウェーライン付近でボールを受けたノイシュテッターが前線へロングパス。内田が裏へ抜け出すもオフサイドだった。

 すると前半43分に試合は動く。左サイドからドリブルで仕掛けてきた相手に対して内田がファウル。ここで与えたFKをDFパンダーが蹴り込むと、ファーサイドのDFフェリペに頭で叩き込まれた。ハノーファーが先制し、前半を折り返す。

 後半に入り、なんとか1点を返したいシャルケは果敢に攻める。すると後半7分に同点弾が生まれた。自陣内でボールを奪うとMFホルトビーが前線へパスを送る。右サイドへ抜け出たFWフンテラールが中央へドリブルで切れ込むと、左足シュートを突き刺した。昨季は29得点を挙げたブンデス得点王の一撃で1-1に追いついた。

 勢いづいたシャルケは後半19分に逆転に成功。MFジョーンズが右クロス。ゴール正面のホルトビーがDFと競り合いながらも、頭ひとつ抜き出た強烈なヘディングシュートを叩き込んだ。2-1と勝ち越した。

 しかしハノーファーも粘りをみせる。後半35分、左サイドから仕掛けたFWシュラウドラッフがFWソビエフとのワンツーで抜け出すと、ゴールライン際から中央へ折り返す。走り込んできた途中出場のFWニクチが左足でシュートを決めた。2-2と試合は再び振り出しに戻された。そのまま試合は終了。2012-13シーズンは引き分けスタートとなった。


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