今シーズンからペップ・グアルディオラに代わり、ティト・ビラノバがバルセロナの指揮を執っている。前監督の時代に、獲得できるすべてのタイトルを獲ったチームをさらに成長させることができるのか、周囲には懐疑的に見る目もある。だが、心配は無用とチームの心臓であるMFシャビ・エルナンデスはRAC1の取材に応じて語っている。

「ティト・ビラノバは、このチームに多くのタイトルをもたらしてくれるはずだ。ペップがいたときも彼はコーチとして重要な存在だった。不可欠な男だったんだ。彼は非常に明確なアイディアを持っていて、常に4-3-3でプレーしたいと考えている」と語っている。

　32歳になったシャビだが、今後もバルセロナでプレーを続けたい意思を明確にした。

「フィジカル的には、昨年よりも良くなっていると感じている。僕の願いはバルセロナでプレーを続けることだ。チームに与えられている役割が好きだし、失いたくない。僕には競争心があるし、バルサとともに勝てていることを楽しんでいるよ」

　また、チーム内での役割について、不満を表したMFセスク・ファブレガスについて、サポートしていきたいとの考えも明かしている。

「彼がトレーニングして、プレーする姿を見ている。僕たちにとって非常に重要な選手だ。彼の加入はチームにとって大きなものだった。でも、彼のもっとプレーしたいという気持ちは理解できるよ」と、アーセナルではチームの主役となっていたMFを気遣った。