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右MFでブンデスデビューの酒井宏、「チャンスを待っているだけじゃダメ」

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 ブンデスリーガは23日、第4節3日目を行い、DF酒井宏樹の所属するハノーファーは敵地でMF宇佐美貴史の所属するホッフェンハイムと対戦し、1-3の逆転負けを喫した。3試合連続のベンチスタートとなった酒井は1-1の後半28分から途中出場し、右サイドハーフの位置で待望のブンデスリーガデビューを果たした。

「チャンスをもらえたことはよかったけど……」。なかなかボールに触れることができず、ほろ苦いデビュー戦となった。本職ではないサイドハーフでの起用については「今日、言われた。セットプレーの確認とかしか言われてない」とぶっつけ本番だったが、「しっかり与えられたポジションで良いプレーをしないといけない。役割はその場その場で変わってくると思う。その場で言われたことをしっかりやって、自分の良さを出したい」と反省した。

「チームとしてダメだった。またチャンスをもらえるようにしたい。チャンスが回ってくるように自分で良いプレーをしないと。待っているだけじゃダメだと思う」。右SBのポジションを争うのはチームのキャプテンでもあるDFチェルンドロ。出番を勝ち取っていくには少ないチャンスをものにしていくしかない。

(取材 了戒美子)

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