ヴィッセル神戸のFW小川慶治朗の獲得にセリエAのウディネーゼとパルマが乗り出す可能性があるようだ。イタリアメディア『itasportpress.it』によると、小川に80万ユーロ(約8000万円)の評価がついているとし、ほかにも英国のクラブが興味を示していると伝えている。

　小川は神戸の下部組織出身の20歳。神戸U-18所属時の10年に2種登録選手としてトップチームデビューを果たすと、10月30日のG大阪戦でJ初ゴール。当時のクラブ史上最年少得点記録を更新するなど、鮮烈な印象を残した。

　トップチームに昇格した昨シーズンは、怪我の影響もあり不本意なシーズンを送った。しかし、背番号を“エースナンバー”の13に変更した今シーズンは、リーグ戦23試合に出場、チームトップの9得点を挙げるなど、中心となって活躍している。