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清武が11戦ぶり今季4点目、チームを5戦ぶり勝利に導く

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 ブンデスリーガは8日、第25節1日目を行い、MF清武弘嗣が今季4点目を決めた。清武、MF金崎夢生の所属する13位ニュルンベルクは敵地で16位アウクスブルクと対戦し、清武の先制点などで2-1で競り勝った。ニュルンベルクは5試合ぶりの白星。金崎はベンチ入りしたが、2試合連続で出番がなかった。

 4-3-3の中盤インサイドで先発した清武が昨年11月以来のゴールを決めた。前半21分、GKシェーファーからのロングキックをFWトマシュ・ペクハルトが頭で流し、左サイドのスペースに走り込んだMFエスバインがマイナスのクロス。中央で待ち構えていた清武が左足ダイレクトで合わせ、ゴール左隅に流し込んだ。

 清武にとって、2得点を挙げた昨年11月28日のホッフェンハイム戦(4-2)以来、11試合ぶり今季4得点目。敵地でリードを奪ったが、チームは前半36分、まさかのミスから同点に追いつかれてしまう。アウクスブルクはMFハーンの右クロスからMFベルナーがヘディングシュート。GKシェーファーは正面でキャッチしたかと思われたが、ボールをこぼしてしまい、そのままゴールラインを割った。

 1-1の同点で前半を折り返すと、後半立ち上がりはアウクスブルクのペースで進んでいた。それでもニュルンベルクは後半9分、カウンターから清武がドリブルで仕掛け、PA手前でファウルを受ける。絶好の位置でのFK。ポイントには清武も立っていたが、清武をおとりにエスバインが右足を振り抜くと、グラウンダーの弾丸シュートがゴールネットに突き刺さり、2-1と勝ち越しに成功した。

 その後もアウクスブルクの反撃に粘り強く耐えるニュルンベルクは後半39分、清武のFKにDFダバンリがヘディングで合わせるが、惜しくもポストを直撃。清武は直後の40分にベンチに下がったが、チームはそのまま2-1で逃げ切った。4試合連続ドロー中だったニュルンベルクは2月3日のボルシアMG戦(2-1)以来、5試合ぶりの勝利。入れ替え戦ラインの16位アウクスブルクとの勝ち点差も10に広がった。


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