無敵艦隊が、あらたな記録を打ち立てた。ブラジルW杯欧州予選は26日に各地で行われ、スペインは敵地でフランスと対戦した。後半13分にFWペドロ・ロドリゲスのゴールで先制したスペインは、その後、退場者を出したフランスの攻撃を凌ぎ切り、1-0で勝利。W杯予選50試合連続無敗の記録を打ち立て、グループIの首位に躍り出た。

　親善試合のフィンランド戦を欠場したMFシャビ・エルナンデスとMFシャビ・アロンソがスタメンに戻ったスペインは、序盤からボールを支配する。前半は無得点に終わったものの、後半13分には左サイドからDFナチョ・モンレアルが折り返したボールにペドロが合わせて、1-0と先制した。

　後半33分には、フランスのMFポール・ポグバが2枚目の警告を受けて退場になる。10人になったフランスは、最後まで同点ゴールを目指して攻めたが、GKビクトール・バルデスの壁を破ることはできずに、試合終了を迎えた。

　この結果、スペインがフランスを抜き、グループIの首位に立っている。試合後、スペイン代表のビセンテ・デル・ボスケ監督は「重要な勝ち点3だ。プレーオフ進出以上の結果につながる大きな一歩だ。私たちはしっかりと自分たちのアイディアと自信を見せることができた。全員がとても良いプレーをした」と胸を張った。

　なお、次節は9月6日に行われ、スペインはフィンランドと、フランスはグルジアと、それぞれアウェーで対戦する。

---

▼関連リンク
ブラジルW杯欧州予選特集ページ