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トッテナムは終了間際のゴールでエバートンと分ける

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 プレミア・リーグは7日、第32節を行い、3位のトッテナムはホームでエバートンと対戦した。開始直後にFWエマニュエル・アデバヨルのゴールで先制したトッテナムだが、前半のうちに追い付かれると、後半8分には速攻からFWケビン・ミララスに同点ゴールを許してしまう。このままトッテナムが黒星を喫するかと思われた後半42分、MFギルフィ・シグルズソンが同点ゴールを決めて、辛くも引き分けている。

 昨シーズン、4位でリーグ戦を終えながらも、チェルシーがUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)を制したため、今季の欧州CLの出場権を得られなかったトッテナム。3位のままシーズンを終えて、悲願の欧州CL行きを決めたいところだ。そのトッテナムはMFガレス・ベイル、FWジャーメイン・デフォーらをケガで欠く中、開始からわずか30秒ほどでアデバヨルが先制点を挙げる。しかし、前半15分にはCKからエバートンのDFフィル・ジャギエルカに角度のない位置からのヘディングで同点ゴールを許し、1-1で前半を折り返した。

 後半の立ち上がり、エバートンがトッテナムゴールに襲いかかる。後半8分にはミララスが3人のDFを手玉に取るドリブルから、右足でゴールネットを揺らして逆転に成功した。

 これで目を覚ましたトッテナムは、猛攻を仕掛けるが、なかなか得点を挙げられない。それでも後半42分、右サイドを突破したDFカイル・ウォーカーがゴール前に低いボールを入れる。これを中央で受けたアデバヨルのシュートは、右ポストを叩いたが、跳ね返りをシグルズソンがゴールに流し込み、2-2の同点に追いついた。

 ロスタイムまで両チームがスピーディーな攻撃を見せたが、決勝点は挙げられないまま、試合は終了。2-2で、勝ち点1を分け合っている。

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