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右サイドハーフで先発の酒井宏、「ダイナミックにできた」

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 ブンデスリーガは7日、第28節を行い、DF酒井宏樹の所属するハノーファーはホームでシュツットガルトと0-0の引き分けた。酒井は右MFで6試合ぶりに先発出場。本職とは違うポジションながら積極的なプレーを見せた。

 この日は故障明けのDFスティーブ・チェルンドロが右SBで11試合ぶりに先発復帰。チェルンドロの離脱中、右SBを務めていたDFソフィアン・シャヘドはベンチスタートとなった。

「ケガ人が帰ってきて、下(下部組織)から選手を借りなくても紅白戦ができる人数になってきた。スティーブ(チェルンドロ)も帰ってきたし、僕のポジションはSBじゃなくてサイドハーフになったので、順当に言えばベンチ外だった」

 練習からSBではなく、サイドハーフとしてプレーしていたという酒井だが、「そこ(右サイドハーフ)で今週、いいトレーニングができたし、それを監督が見てくれていた。実際、試合前も監督から『いい練習ができていた』と言われたので、自信を持って入れた」と、右MFでの先発を射止めた。

「動き的にはダイナミックにできた」と振り返ったが、後半17分に途中交代となり、「こうやって早く交代されるのは、まだまだ信頼をつかめていない証拠」と満足はしていない。とはいえ、2月17日のニュルンベルク戦(2-2)以来となる6試合ぶりの出場が今後につながるのは確か。「今の状況を続けるようにしたい」と力を込めていた。

(取材 了戒美子)

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