国王杯でレアル・マドリーに2-1で勝利し、タイトルを手にしたアトレティコ・マドリー。今オフには、エースストライカーのFWラダメル・ファルカオが退団すると報じられてきたが、アトレティコは、ファルカオの移籍を認めるようだ。

　A・マドリーのチーフエグゼクティブを務めるミゲル・アンヘル・ヒル・マリン氏は、Sky Sportsに対して、今シーズンの開幕前に、約束を結んでいたことを明かした。「シーズンが始まる前に、選手と話し合った。『キミが同じパフォーマンスを保ち、私たちのUEFAチャンピオンズリーグ出場を助けてくれたら、アトレティコもキミに協力する』とね」。

　アトレティコは、2012-13シーズンを3位で終えて、来季の欧州CL出場権を獲得した。どうやら、クラブはストライカーの意思を尊重し、約束を守るようだ。仮にファルカオがを放出しても、不安はないとヒル・マリン氏は続ける。

「アトレティコは、良いタイミングでストライカーを代えることができる。フェルナンド・トーレス、(ディエゴ・)フォルラン、(セルヒオ・)アグエロ。そして今度は、ファルカオだ。次に来る選手が誰になるのか、具体的には分からない。でも、アトレティコは来シーズンも強いチームになるよ。彼がどんな決断をするにしても、アトレティコは彼をバックアップする」

　現在、マンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティ、チェルシー、モナコ、さらにレアル・マドリーも、アトレティコでの2シーズンで計70点を挙げたファルカオの獲得に、関心を示していると言われている。

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