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[国際親善試合]米国がドイツとの乱戦制す…レーブ、GKのミスに「彼には試練となった」

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 国際親善試合が2日に行われ、アメリカ代表がドイツ代表に4-3で競り勝った。

 ワシントンDCにあるロバート・F・ケネディ・メモリアル・スタジアムで行われた親善試合は思わぬ乱戦となった。先手を奪ったのはアメリカ。前半13分のFWジョジー・アルティドールのゴールで先制すると、同17分にはドイツGKマルク・アンドレ・テル・シュテーゲンがバックパスをまさかのトラップミス。オウンゴールとなり、アメリカは2点のリードを持って前半45分を折り返した。

 後半に入るとドイツもようやく反撃開始。7分にDFハイコ・ベスターマンがヘディングシュートを決めて1点を返す。しかしアメリカは同15分、19分にエースFWクリント・デンプシーが立て続けにゴールを奪い、リードを3点に広げた。

 ドイツにとってはまさかの展開となったが、敵地戦とはいえこのまま終わるわけにはいかない。すると後半34分、MFマックス・クルーゼがペナルティーアーク付近から豪快弾を決める。さらに同41分にはMFシドニー・サムのシュートのこぼれ球をMFユリアン・ドラクスラーが押し込んだ。

 『キッカー』によると、試合後、ドイツのヨアヒム・レーブ監督は「前半、我々はゲームに入っていけなかった」とガックリ。ミスが失点につながったことについては、「マルク・アンドレ・テル・シュテーゲンにとっては試練となったかもしれない。でも彼はミスをおかしたかもしれないが、そのあとはうまくやっていたと思う」とかばっていた。

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