ギリシャ・スーパーリーグのパナシナイコスを退団したMF梶山陽平が韓国Kリーグの水原三星に移籍することが決定的となったとスポーツ報知が報じている。梶山の保有権を持つF東京は移籍を容認する構えのようで、近日中にも交渉が正式にまとまる見通しだという。

　梶山は今年1月に期限付き移籍でパナシナイコスに加入。リーグ戦7試合に出場したが、目立った活躍はできず、パナシナイコスが買い取りオプションを行使しなかったことで退団が決定した。5月16日にギリシャから帰国し、右膝痛のリハビリを行いながら、所属先を模索していた。

　水原三星は国内リーグを4度制覇した(98年、99年、04年、08年)強豪チーム。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の前身のアジアクラブ選手権を01年と02年に連覇を果たし、今年もACLに出場したがグループリーグ4位で敗退となった。10年まで川崎Fに在籍していたFW鄭大世も所属している。