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ストロートマンが入団会見 背番号「6」に決定

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アウダイール氏の番号を引き継ぐ

 ローマは20日、PSVから新たに補強したMFケビン・ストロートマンの入団会見を行った。ストロートマンはローマ加入の喜びを語るとともに、新たな挑戦への意気込みや見通しを語っている。

 ストロートマンに関してはマンチェスター・ユナイテッドとの接触が報じられるなど、プレミアリーグへの移籍も盛んに報じられてきたが、最終的に選んだのはローマだった。イタリア行きを選ぶことに迷いはほとんどなかったようだ。

「他にもオファーはあったけど、ローマを選んだ。ワールドクラスのクラブだからだ。(ルディ・)ガルシア監督は、僕がチームのプレーにどれだけ必要とされているかを説明してくれた。色々なことを考えると、難しい選択ではなかったよ」

 自身のプレーするポジションについては、中盤の複数のポジションでプレーできるとしながらも、監督の決定に従うことを強調した。

「中盤ならどこでもやれると思う。攻撃的な部分と守備的な部分と、両方の特徴がある。相手次第でもあるし、自分たちがどうプレーしたいか次第でもある。チームが一番必要としている場所でプレーしたい」

「中盤のどこでプレーするのか、僕の方からガルシア監督に言う立場にはないと思う。監督とチームに必要とされる場所でプレーするためにここに来た。PSVでやっていた戦い方と違ったとしても、複数のシステムに適応することができると思う」

 ストロートマンはMFダニエレ・デ・ロッシとのプレーを楽しみにする様子を見せ、移籍の噂もある同選手が残留することを願っている。

「まだ彼と話はしていないけど、このクラブで育った素晴らしい選手と一緒にプレーできるのは光栄だ。そうなるように、彼がここに残ってほしいと思っている。中盤で一緒にプレーすることができるように監督が助けてくれるだろう」

 ローマでの背番号は6番に決定した。1990年から2003年まで在籍した元ブラジル代表DFアウダイール氏の退団以来欠番となっていた番号が復活することが決まっている。アウダイール氏もストロートマンが番号を引き継ぐことに祝福の言葉を伝えたとのことだ。

「アウダイールに感謝したい。彼がローマでプレーした過去最高の選手の一人だったことは知っている。彼の偉業に続くのはあまりにも大きな要求だけど、ファンが僕を助けてくれることを願っている」

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