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マガト、監督業から引退か

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新クラブと具体的な交渉はなし

 バイエルン・ミュンヘン、シャルケ、ボルフスブルクなどで指揮を斬ってきたフェリックス・マガト氏は、監督業から引退するかもしれない。26日に60歳の誕生日を迎える同氏は、ドイツ『ハンブルガー・アーベンドブラット』で自身の将来について話している。

 2012年10月にボルフスブルク指揮官を解任となったマガト氏は、当時は新天地を探している様子をうかがわせていた。UAEのアル・ジャジーラや、7月初旬にはアル・アインとの交渉も伝えられたが、本人は「具体的な交渉はしていない」と否定している。

 さらに、マガト氏は今後現場に復帰しないことを示唆するコメントを残した。

「絶対とは言ってはいけないが、現在、また監督として働くことが想像できないね。家族から離れてまで、就きたいと思うような魅力的な仕事は、見えない。特にドイツでは見えない」

「(監督業は)本当に自分が望むことなのか。つねに内部と公のプレッシャーにさらされ、あるプレーヤーがその日にゴールを決めるか、決めないかという偶然に頼る無力さに再び戻りたいか、確信していない」

 マガト氏は、ドイツ以外のクラブで指揮を執る可能性についても触れている。

「昔から外国で働きたいと思っていた。だが、監督としてはその国の言葉が話せるのが重要だ。私は外国語では英語しか話せない。プレミアリーグのクラブは、ドイツ人の監督を雇う傾向は特にない」

 一方で、監督ではなく、マネジャーの仕事に興味を持つと言われるマガト氏。選手と現役時代のほとんどをハンブルガーSV(HSV)で過ごした同氏だが、HSVへの復帰はメディアでも報道されている幹部と監査委員会間の内紛から、「考えていない」と述べている。

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