「ホームでは勝たなければならない」

　11日に行われたブンデスリーガ第1節のハンブルガーSV(HSV)戦で、シャルケは3-3の引き分けに終わり、白星スタートを切ることはできなかった。FWクラース・ヤン・フンテラールは試合後に悔しさをのぞかせている。

　フンテラールはこの試合で開始直後に先制点を記録。一旦逆転を許した後、前半終了間際には2-2の同点ゴールも挙げたが、チームの勝利にはつながらなかった。

「2度のビハインドから追いつくことができたけど、勝ち点1で満足することはできない。ホームゲームでは勝たなければならない。相手がHSVでも、昨シーズンと同じように勝つべきだ。去年は3点決めたけど、今回は2点だった。もっとリスクを冒すべきだったかもしれない」

「昨シーズンの僕らは、バイエルン(・ミュンヘン)と(ボルシア・)ドルトムントと互角にやり合えるところを見せたこともあったと思う。ドルトムントには2回勝っている。もっと長期的に安定した結果を出せなければならない」

　HSVでは、フンテラールと同じオランダ代表のMFラファエル・ファン・デル・ファールトもゴールを記録。試合翌日の12日が30歳の誕生日のフンテラールは、同胞に向けて次のように述べた。

「ラファエルに会えるのはいつもうれしいよ。ブンデスリーガでオランダ人選手に会うのはいつも素晴らしいことだ。ゴールも決められたけどね」

「ラファエルは僕の誕生日を知らなかったって?　代表チームで会う時にプレゼントを期待しているよ(笑)」

　14日に行われるポルトガル代表との親善試合に向けて、ガラタサライMFヴェスレイ・スナイデルがオランダ代表に招集されていないことについては、フンテラールは次のようにコメントしている。

「ヴェスレイは普段は僕らのチームの一員だ。彼にとって大事なのは、クラブで自分自身のプレーを見せることだと思う。代表に呼ばれるにふさわしいプレーをクラブで見せるしかない」

---

▼関連リンク
ブンデスリーガ2013-14特集