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モウリーニョ、ジダン、S・ラモスがベイル移籍を語る

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「大金をはたいても紙幣一枚一枚に価値がある」

 1日、MFガレス・ベイルがトッテナムからレアル・マドリーに移籍することが決定した。同選手の移籍に関して、マドリーの選手やスタッフが放ったコメントを、スペイン『マルカ』がまとめて紹介している。

 この夏を通じて、マドリー移籍が盛んに取りざたされていたベイル。トッテナムのダニエル・レヴィ会長が売却を拒んでいたため交渉は難航を極めたが、移籍期限が閉まる1日前にマドリーが9100万から1億ユーロともいわれる移籍金を用意して、実現に至っている。
 
 マドリーのアシスタントコーチを務めるジネディーヌ・ジダン氏は、ベイルをFWクリスティアーノ・ロナウド、バルセロナFWリオネル・メッシに次ぐ才能の持ち主だと絶賛した。

「昨シーズン、トッテナムの試合をたくさん見た。メッシ、ロナウドの次に、私が感銘を受けたのがベイルだ。彼が安定してパフォーマンスを発揮できることに、私は特に驚かされたんだ。1試合や2試合、良いというわけじゃない。コンスタントに重要なゴールを決め続けていた」

 DFセルヒオ・ラモスは、マドリーがベイルを追い続けた意味を説いている。

「ガレスは、マドリーの補強に見合う資質を備えている。昨年、トッテナムで素晴らしいシーズンを過ごしたね。世界のどんなチームにいても、相手を困難に陥れることができるだろう。レアル・マドリーが求めている選手だし、僕たちに最も合った選手じゃないかな」

 昨季までマドリーを率いて、ベイル獲得をクラブ幹部に進言していたとされるジョゼ・モウリーニョ監督(現チェルシー指揮官)も、ベイルを称賛していた。

「ベイルはファンタスティックだ。チームが不可能と対峙したとき、彼が違いをつくる。そういうクオリティーを備えていて、それが選手の価値を非常に高いものとする」

「ベイルは信じられないほどのシュートを持っている。それで試合を決めてしまえるんだ。引き分けに終わりそうな試合でゴールを決めて、勝利をもたらすことができる。この青年に支払った大金は、その一枚一枚の紙幣に価値があるだろう」
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