[9.21 リーガ・エスパニョーラ第5節 ラージョ0-4バルセロナ]

　リーガ・エスパニョーラは21日、第5節を行い、4連勝中の首位バルセロナは敵地でラージョと対戦し、4-0で快勝した。FWペドロ・ロドリゲスがハットトリックを達成。守備陣も3試合ぶりの無失点に抑え、開幕5連勝を飾った。

　開始早々のピンチをGKビクトル・バルデスの好セーブでしのいだバルセロナは前半19分、FWリオネル・メッシが鋭いドリブル突破でDF2人をかわし、FWネイマールにラストパス。ネイマールは狙い澄まして右足を振り抜いたが、シュートはゴール右へ外れた。それでも同33分にメッシのスルーパスからペドロが左足ダイレクトで流し込み、先制点を奪った。

　ラージョも前半35分にMFトラショラスがPA内でDFアドリアーノ・コレイアに倒され、PKを獲得。絶好の同点機にトラショラスが自ら狙ったが、ビクトル・バルデスが横っ飛びで弾き出す。絶体絶命のピンチを守護神のビッグセーブでしのいだバルセロナは後半2分、MFセスク・ファブレガスの左クロスをペドロが右足で押し込み、2-0と突き放した。

　後半21分にはドリブルでPA内左に切れ込んだネイマールが右足でゴール右隅を狙うが、惜しくもポストを直撃。ネイマールのリーガ初ゴールはまたもお預けとなったが、後半27分にネイマールがセスクとのワンツーで左サイドを突破し、丁寧な折り返しをペドロが左足で流し込んだ。ペドロのハットトリックで3-0。同34分には相手のクリアミスを奪ったMFシャビ・エルナンデスからセスクにつなぎ、セスクが右足でダメを押した。

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