スルツキは「ほかの選手同様に準備している」

　CSKAモスクワは10日、チャンピオンズリーグ・グループステージ最終節でビクトリア・プルゼニと対戦する。日本代表MF本田圭佑にとっては、CSKAでの最後の試合になると見られる一戦だ。

　1月の移籍が内定と言われるにとって、プルゼニ戦は4年を過ごしたCSKAでのラストゲームとなるだろう。だが、リーグでの年内最終戦となった7日のクラスノダル戦では、37分でまさかの交代。本田はピッチを去りながら不満げな様子を見せていた。

　プルゼニ戦でFWセイドゥ・ドゥンビアが不在、DFヴァシリ・ベレズツキとDFマリオ・フェルナンデスも負傷のCSKA。だが注目は、一部の現地メディアから厳しい声も上がっている本田の起用だ。

　レオニド・スルツキ監督は前日会見で、本田の出場について聞かれると、「彼はほかの選手たちと一緒に試合への準備をしている。彼が試合に出る可能性は、ほかの選手たちと同じだ」と答えた。

　グループDの3位CSKAは、すでにグループステージ敗退が決まっているが、最下位プルゼニに勝ち点3差をつけており、引き分け以上でヨーロッパリーグ(EL)出場権を手に入れられる。

　スルツキ監督は「ELが重要ではないという意見には賛成しない。我々にとって重要なことだ。出場したい」とコメント。欧州での戦いを続けたいと意気ごみを見せた。

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