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[FA杯]ミケルをたたえるモウリーニョ

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「ボランチの能力は認めているが...」

 5日に行われたFAカップ3回戦でチェルシーはダービーと対戦し、アウェーで2-0の勝利を収めた。ジョゼ・モウリーニョ監督は、先制ゴールを挙げたMFジョン・オビ・ミケルを称賛している。

 チェルシーは0-0で迎えた66分にミケルのゴールで先制すると、71分にMFオスカルが追加点を奪いダービーを振り切った。

 モウリーニョ監督は試合後、ジョークを交えながらミケルをたたえている。同監督のコメントを、クラブの公式ウェブサイトは、以下のように伝えた。

「彼に得点能力があるとは認めないよ。ボランチとしての能力は認めているけどね。彼はボランチで快適なプレーを見せミスをしないんだ。試合の流れを読みインテリジェンスで安全なプレーをする。彼がゴールへの意欲を持っているとは思っていないよ。ゴールしたときに、私は笑ってしまったんだからね」

 チェルシーで公式戦通算300試合目の出場となったミケルは、55分に途中交代したマイケル・エッシェンからキャプテンを引き継ぎ最後までプレーした。

「エッシェンがキャプテンマークをミケルに渡したんだよ。いつもだったら、アシュリー・コールに渡していたからね。キャプテンマークを巻いたことで、自分はゴールスコアラーだと悟ったんだよ。あのゴールは重要だった。我々は試合を支配し多くのチャンスをつくっていたが、ゴールは奪えなかったんだ。あのゴールがウィニングゴールと言ってもいいだろう」

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