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ウォルコット、「2-0」ジャスチャーへの処分はなし

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両クラブにもヒアリング

 イングランドサッカー協会(FA)は6日、公式ウェブサイトで、4日のFAカップ3回戦トッテナム戦でアーセナルFWセオ・ウォルコットが見せたジェスチャーに処分を科さないことを発表した。

 アーセナルの2点リードで迎えた終盤、負傷交代したウォルコットは、担架で運ばれながらピッチを離れた際に、笑顔でトッテナムサポーターに向けて手で「2-0」のジェスチャーをした。トッテナムサポーターはこれにコインを投げるなど応じている。

 挑発的という声も上がったウォルコットのジェスチャーだが、アーセナルのアーセン・ベンゲル監督は擁護。FAは発表で、ウォルコットに「ジャスチャーに対する責任」について訓告した上で、処分はしないと明かしている。

 また、FAはアーセナルとトッテナムの両クラブに、「物が投げ込まれたことへの意見」をヒアリング。行為を厳しく糾弾し、両クラブや地元警察と調査した上で、物を投げた観客に生涯入場禁止を含めた厳罰処分を科すと発表している。

 なお、ウォルコットは左前十字じん帯断裂という重傷で6か月の離脱となり、ブラジル・ワールドカップ出場が絶望的となっている。

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