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[国際親善試合]チリに辛勝、レーブ監督「改善していかなくては」

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 国際親善試合が5日に各地で行われ、ドイツ代表はホームでチリ代表と対戦し、1-0で辛勝した。前半16分にMFマリオ・ゲッツェ(バイエルン)が決めた1点に終わり、何とか勝利を手に入れた。

 試合後、キッカーによるとドイツのヨアヒム・レーブ監督は「チリの力は見て取ることができただろう。我々は試合をコントロールしようとしていたのだが、とにかく難しい試合となった。余りにもボールをロストしてしまっていたし、問題を抱えてしまっていたよ」とコメント。「今日は試合をコントロールできるよう感じではなかったね。これから数ヶ月間で、我々は改善していかなくてはならない」と振り返った。

 また主将を務めるDFフィリップ・ラーム(バイエルン)は「あれだけチリ代表にチャンスを与えてしまっては、幸運な勝利だったというしかない。ブーイングは理解できるもの。僕たちにはまだまだ課題が山積みだよ」と反省しきりだった。

 格下相手に辛うじて手にした勝利。ブラジルW杯イヤーの初陣としては、少し物足りない結果に終わり、国内からは厳しい声も聞こえているが、ここ10試合でのドイツは、7勝1敗2分と大きく勝ち越している状況だ。今後は5月13日にポーランド代表と国際親善試合を戦い、ブラジルW杯本大会へ備える。

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