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長友は攻守に存在感、カードもなく次節ダービー日本人対決へ

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[4.27 セリエA第35節 インテル0-0ナポリ]

 セリエAは27日、第35節を行った。日本代表DF長友佑都の所属するインテルはホームでナポリと対戦し、0-0で引き分けた。インテルの連勝は2でストップした。ナポリも2戦連続のドローとなった。

 左MFで先発した長友はこの日もフル出場。後半5分にはFWゴンサロ・イグアインのシュートを体に当てて防ぐ。直後の7分には左サイドの深い位置からFWロドリゴ・パラシオに絶妙クロスを上げるなど、攻守に存在感を見せた。

 だがここ4戦連続複数得点を奪うなど好調な攻撃陣がこの日は沈黙。後半37分にはMFマテオ・コバチッチのラストパスから長友がシュート。GKに弾かれると、今度はナポリがカウンターアタックを発動。MFギョクハン・インレルのシュートがポストを叩くなど、インテルは肝を冷やすシーンを作られた。

 連勝は2で止まったインテルだが、3戦連続の無失点で不敗を6戦に伸ばした。次戦はMF本田圭佑の所属するミランとのミラノダービー。累積3枚で心配された長友もこの日カードはなく、出場可能。伝統の一戦でのマッチアップが早くも楽しみだ。キックオフは日本時間5月5日午前3時45分。

 一方のナポリには試合終盤、1つ心配事が。後半39分にシュートを放ったイグアインが、相手のブロックをモロに受ける。反動で吹っ飛ぶほどの衝撃となり、ストレッチャーでピッチを後にした。苦悶の表情を浮かべながらピッチを去ったエースの右足の状態が気にかかる。

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