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シメオネ:「敗戦することが最良だった」

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「現在のリーガはとても面白い」とも…

 4日のリーガ・エスパニョーラ第36節、アトレティコ・マドリーは敵地シウター・デ・バレンシアでのレバンテ戦を0-2で落とした。試合後会見に出席したディエゴ・シメオネ監督は、「敗戦することが最良だった」との考えを口にしている。

 スペイン『アス』がアルゼンチン人指揮官のコメントを伝えた。

「今日は敗戦することが最良だったのだろう。我々には激しく、エモーショナルな3週間が待ち受けている。男たちにとっては理想的な瞬間だ。我々の前にはファンタスティックな3週間が待っているんだよ」

「24日(欧州チャンピオンズリーグ決勝)も含めて、ファンタスティックな3週間が控えている。我々には3つの決勝戦が残っており、まずは最初の一戦に集中しなければならない。次の日曜のマラガ戦にね」

 試合自体については、次のように振り返っている。

「レバンテは早い時間帯に得点を決め、その後に良い守備を見せた。我々は確かに決定機を手にしたが、相手GK(ケイロール・ナバス)が素晴らしいパフォーマンスを披露していたね。とにかく、相手GKの前で決定機を生み出す意欲は継続的に示していたよ」

 優勝のプレッシャーがのしかかっていたとの見解は否定した。

「いいや。レバンテのゴールを奇妙なプレーから生まれたものであり、我々はその後にあらゆる手段を用いて同点に追いつくことを試みた。素晴らしい形で守るチームも称賛しなければならないし、レバンテは試合を通して良質な守備を披露していた」

 これまで「リーガは退屈」と話し続けてきたシメオネ監督だが、「残り3節は退屈以外のものが待ち受けていますよね」との意見に同意している。

「我々は2つの強大なチームを相手にしており、彼らが敗戦するのは難しいと常々言ってきた。そして今回は我々が敗戦を喫した。我々の眼前には、エモーショナルかつ、純粋にサッカーだけが存在する3週間が存在している。現在のリーガはとても面白い」


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