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オランダでも八百長? 古豪が5年前に2試合で関与か

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アヤックス戦での大敗など

 サッカー界が一丸となって取り組む八百長対策に、またも冷水が浴びせられた。約5年前のエールディヴィジで、八百長が行われた可能性があると、オランダ紙が報じた。

 オランダ『デ・フォルクスラント』は、2009年にビレムⅡに所属していた選手らが2度にわたり八百長が行った可能性があると報じた。

今回の報道によると、疑惑の試合は同年10月のアヤックス戦と、12月のフェイエノールト戦。それぞれ、ビレムⅡが0-4、0-1で敗れている。ビレムⅡの選手たちは、敗れることで10万ユーロを受け取ったとされている。

 選手側の主犯格されているのが、イブラヒム・カルグボだ。シンガポールの組織と選手らをつなぎ、八百長を仕組んだと報じられている。カルグボ自身は否定しているが、オランダサッカー協会もこの件の調査に乗り出すという。同協会は「これまでのオランダで最も深刻」な問題であると声明を出している。ビレムⅡも、調査に前面協力する姿勢を示している。

 スペインでも過去のリーガ・エスパニョーラで八百長疑惑があったとして、検察が告発。これを裁判所が受理するなど、世界的にも八百長撲滅への動きが注目されている。
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