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チェルシーとマンCの首位攻防戦は互いに譲らずドロー

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[1.31 プレミアリーグ第23節 チェルシー 1-1 マンチェスター・シティ]

 プレミアリーグは31日、第23節を行い、首位のチェルシーと2位のマンチェスター・シティがロンドンのスタンフォードブリッジで対戦した。首位攻防戦らしい、互いに隙のない締まった試合は、1-1の引き分けに終わっている。

 FWジエゴ・コスタが出場停止、MFセスク・ファブレガスが負傷と、中心選手であるスペイン代表コンビを欠くチェルシーは、序盤、昨季王者のシティに攻め込まれる。前半8分に、MFヘスス・ナバスからパスを受けたMFフェルナンジーニョがシュートを放つも左に外す。同24分にもシティは高い位置でボールを奪ったFWセルヒオ・アグエロがシュートしたが、これはGKティボー・クルトゥワに防がれた。

 対するチェルシーも30分、出場停止のジエゴ・コスタに代わり先発出場したFWロイク・レミがDFビンセント・コンパニからボールを奪い、速攻を仕掛ける。最後はPA外からMFオスカルがシュートを枠に飛ばしたが、GKジョー・ハートの正面を突いた。

 試合が動いたのは、前半41分だった。DFブラニスラフ・イバノビッチが左足で入れたクロスを、PA内でMFエデン・アザールがダイレクトで折り返す。これをレミがゴールに押し込み、ホームのチェルシーが先制した。しかし、シティも譲らない。45分に右サイドからのクロスをGKクルトゥワがパンチングすると、流れたボールをアグエロが左足ボレーで捉える。シュート性のボールをゴール前でMFダビド・シルバがコースを変えてゴールに流し込み、シティが同点に追い付き、前半を折り返した。

 後半もシティは右サイドのヘスス・ナバスの突破からチャンスをつくるが、得点を挙げられない。シティが昨シーズンまでチェルシーに在籍していたMFフランク・ランパードを起用すれば、チェルシーもFWディディエ・ドログバを起用。両チーム、ベテランを投入して勝ち越し点を目指したが、結局、試合は1-1のまま終了。両チームの勝ち点差は、試合前と同じ5のままとなっている。

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