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ファン・ハール、フレッチャーの移籍破談を困惑気味に歓迎

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 マンチェスター・ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督は、ウェスト・ハムへの移籍が確実と見られていたMFダレン・フレッチャーの取引が破談となったことに困惑する様子を見せながらも、同選手の残留を歓迎するとコメントしている。

 ユナイテッドで出場機会を得ることができていないフレッチャーは、ウェスト・ハムへの移籍に向けた交渉が進展。メディカルチェックと最終的な交渉のためロンドンを訪れていた。

 だが、31日に行われた交渉は合意に至らなかった。ウェスト・ハムのサム・アラダイス監督は同日、「今朝の交渉で決裂した」と明かしている。ファン・ハール監督は会見で次のように語った。

「ダレンは契約を結びに行くと思っていた。だが結局彼らはレンタルを求め、合意には至らなかった。選手に対してロンドンへ行ってメディカルチェックを受けることを許可したとすれば、問題はないものだ。結局は合意にならず、おかしなことだ」

「向こうで何が起こっているのかは分からないが、合意の内容が向こうでは異なっている。土曜日の時点でこの話はなくなった」

 ファン・ハール監督は、フレッチャーがこのままユナイテッドに残る見通しだと認めた上で、残留を歓迎する姿勢を見せている。

「彼は第3キャプテンであり、私にとっては(残留しても)何も問題はない。マンチェスター・ユナイテッドは、彼がもっとプレーできるように助けたいと思っている」

「我々はフレッチャーを助けたい。それが私の唯一気にかけていることだ。彼が戻ってくることは非常にうれしく思っている」

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