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スクデット争いはほぼ終戦と認めるローマSD 冬の補強への反省も

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 ローマは22日に行われたセリエA第22節ベローナ戦で1-1の引き分けに終わった。ワルテル・サバティーニSD(スポーツディレクター)は、ユベントスとの優勝争いが現実的ではなくなったことを認めている。

 1月以降すっかり勝てなくなったローマは、最近7試合で1勝6分け。前日のアタランタ戦に勝利を収めたユーベとの勝ち点差は9ポイントに開いてしまった。一方で、3位ナポリが23日のサッスオーロ戦に勝てば、3ポイント差に迫られることになる。

 次節は首位ユーベとの直接対決が控えているが、サバティーニSDはスクデット争いはもはや考えていないと述べた。ベローナ戦後のコメントをイタリア複数メディアが伝えている。

「今の我々はその話題からは距離を置いている。今とは別の、幸せだった時期に扱っていた話題だ。今は2位を守ることを考えなければならない。非常に難しいことだろう。言葉ではなく事実が必要だ」

「スクデットについて話をするのは、私自身や私の言葉を聞く人々をからかうようなことに思える。だが、次の試合にはスクデット争いに関係なく勝ちたいと思う。ユーべから勝ち点3を獲得するのは2位を守るためにも必要なことだ」

 冬の移籍市場での補強に関しては、数日前に自身の失敗を認めるような発言もしていたサバティーニSD。カリアリから獲得したFWビクトル・イバルボはすぐに負傷で離脱し、CSKAモスクワでシーズンオフだったFWセイドゥ・ドゥンビアもまだ活躍を見せられていない。

「ポテンシャルを考えて獲得した選手たちに、失格の烙印を押したつもりはない。ただ、クラブや監督やほかの誰でもなく、明確に私の責任だと言っただけだ」

「ドゥンビアに関してもイバルボに関しても、コンディションについては十分に考えられていなかったかもしれない。単純に私の犯したミスであるということは言わなければならない」

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