[3.1 ポルトガルリーグ第23節 ポルト 3-0 S・リスボン]

　ポルトガルリーグは1日、第23節を各地で行った。FW田中順也の所属する3位スポルティング・リスボンは敵地で2位ポルトと対戦し、0-3で敗れた。前節ジウ・ビセンテ戦で先発フル出場し、先制点を挙げた田中は2試合ぶりのベンチスタート。結局、最後まで出番はなかった。

　序盤はアウェーのS・リスボンが果敢にゴールに迫った。前半13分、右クロスのクリアボールをMFジョアン・マリオが左足シュート。23分にはMFアドリエン・シルバも右足ミドルシュートを放ったが、枠をとらえきれなかった。

　すると、徐々に盛り返したホーム・ポルトが前半31分に先制する。浮き球パスに抜け出したFWクリスティアン・テージョがGKルイ・パトリシオとの1対1を制した。さらに後半13分、スルーパスに抜け出したテージョがPA右から右足でゴールに流し込み、リードを広げた。

　ポルトの勢いは止まらない。後半37分、またもDFの裏に抜け出したテージョがゴール右隅に流し込み、勝利を決定づけた。S・リスボンも諦めずゴールに迫ったが、アディショナルタイムのFWナニの直接FKもゴール右に外れ、タイムアップ。テージョのハットトリックに屈し、2位との差を縮めることができず、昨年11月1日の第9節ビトーリア・ギマランエス戦以来、14試合ぶりの黒星を喫した。

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