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唾吐き問題でFAがエバンズとシセを処分、後者は過ちを認めて7試合出場停止へ

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 イングランドサッカー協会(FA)は5日、マンチェスター・ユナイテッドDFジョニー・エバンズとニューカッスルFWパピス・シセに処分を科すと発表した。後者は処分を受け入れており、最大7試合の出場停止処分となるかもしれない。

 エバンズとシセは4日のプレミアリーグ第28節で対戦した際、前半に互いに唾を吐き合ったと騒がれた。主審は両選手にカードを出していなかったが、試合後に騒がれた一件について、FAは映像判定の結果で処分することが決まったと発表している。

 両選手は6日まで異議を申し立てることができるが、ニューカッスルは5日、シセが処分を受け入れると発表。ディレクターのリー・チャーンリー氏が次のように話した。

「我々もシセもこういった振る舞いが受け入れられないと同意している。人生では、間違ったことをしたときは、過ちを認めて罰を受け入れなければいけない」

「パピスは我々の地域の学校、コミュニティーグループ、サッカースクールでよく知られた存在だ。今夜、彼は我々に対し、処分期間中にさらに社会活動にも奉仕したいとの強い希望を示した」

 シセはこの日、FAの発表前に声明で自らの行為を謝罪している。

「多くの人に謝罪したい。まずはチームメートとサポーター、次にエヴァンズ、それからすべてのサッカーファンに対して謝罪する」

「僕は非常に不快な反応をした。特にアツくなっていると、反応せずにはいられないときもある。僕は常に、特に若者のために良い模範であろうとしてきたけど、昨日は落胆させてしまった。今回僕やチームに起きた問題を見て、彼らが僕の過ちから学べるように願う。まねしないでほしい」

 イギリスメディアによると、今季すでに暴力行為で出場停止処分を科されているシセは、7試合の出場停止になるという。この場合、同選手はシーズン終盤の5月9日まで出場できない。

 一方、エバンズは唾吐き行為を否定しており、処分を受け入れるかどうかはまだ分かっていない。

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