ミランは16日、セリエA第27節でフィオレンティーナと対戦する。イタリアメディアは、MF本田圭佑がトップ下で先発出場するとみているようだ。

　前節ベローナ戦で終了間際に失点し、勝ち点を落としたミラン。フィオレンティーナ戦はフィリッポ・インザーギ監督にとって崖っぷちの一戦と言われている。

　そのインザーギ監督は、背番号10を司令塔として起用する考えのようだ。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』『コッリエレ・デッロ・スポルト』『スカイ・スポーツ』は、本田が4-3-1-2のトップ下でスタメン出場すると予想した。

　インザーギ監督は本田について、前日会見で次のように述べるにとどまった。クラブの公式ウェブサイトがコメントを伝えている。

「本田は好調だ。(アレッシオ・)チェルチと同様にね。誰がプレーするかは、明日の様子を見よう。まだ決めていないからね。前線は人数が多い。これは良いことだと思っている」

　フィオレンティーナ戦に向けては、次のように意気込みを示している。『スカイ・スポーツ』が伝えた。

「オープンな試合になるだろう。我々には準備する時間があった。素晴らしい試合をする必要がある。我々はミランだ」

「ベローナ戦の結果は今週全体を左右した。だが、選手たちは冷静を保っていたよ。私は私の道を進む。できるだけ長くそこにとどまれることを願いながらね」

　そのベローナ戦では、FWマッティア・デストロを先発から外し、FWジャンパオロ・パッツィーニを起用したことが騒がれた。

「もちろん、私が選んだことだ。起用についてクラブの誰かと話す必要はない。監督というのは、決断するときに後悔はしないものだ」

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