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ファン・ハール、ユナイテッドを最後に引退へ 「これが最後の仕事」

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 マンチェスター・ユナイテッドルイス・ファン・ハール監督が、オールド・トラフォードでの仕事を最後に引退する考えだと明かした。

 アヤックス、バルセロナ、バイエルン・ミュンヘンといったビッグクラブで成功し、オランダ代表を2度にわたって指揮したファン・ハール監督は、イングランドでの仕事をキャリアの集大成と考えている。イギリス『テレグラフ』のインタビューで次のように明かした。

「妻は今にでもやめてくれと思っているんだ。もう5年も前からね! 私は24時間監督だが、24時間父親でもあり、祖父でもある。そして24時間、妻の愛する男でもあるんだ」

「私はもう年寄りでもある。これが最後の仕事だ。確実だよ。子供たちや孫のこと、また妻のことも気にしなければいけない。彼女たちはそれに値するはずだ。今はそれができていない。例えば、孫の誕生日にも一緒にいられないんだ。これは嫌なことだよ。もちろん、家族は私のことを誇りに思ってくれている。でも、いてほしいとも思っているんだ」

 引退後はポルトガルでゆっくりしたいとも明かした。

「私にはポルトガルに天国があるんだよ。(仕事を)やめて、あそこに行き、ゴルフをして、おいしい食べ物をいただきたい。ポルトガルには非常に優れたワインもある。ビーチもあるし、気候が素晴らしい。旅行はしたくないんだ。空港でみんなが私の体に触れようとするからね」

 だが、引退前にファン・ハール監督には大きな仕事がある。ユナイテッドをユナイテッドにふさわしい場所へと戻すことだ。

「チャンピオンズリーグ(CL)とプレミアリーグは我々の目標だ。それは今季をいかに終えるかにもよる。CL出場権を獲得しなければいけないし、来年はたくさんのテストがあるだろう。チームのレベルアップということでもある。もちろん、どれだけの選手が加わるかということもあるね」


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