[3.29 親善試合 ブラジル 1-0 チリ]

　ブラジル代表は29日、ロンドンのエミレーツスタジアムでチリ代表と国際親善試合を行い、1-0で勝利した。

　昨夏、ブラジルで開催されたW杯でも対戦した両国は、再び熱戦を繰り広げる。決着をつけたのは、W杯後に代表に招集されるようになったブラジル代表MFフィルミーノだった。後半15分からピッチに立ったフィルミーノは、DFダニーロからのスルーパスを受けると、GKの鼻先でボールをコントロールして、無人になったゴールにシュートを流し込んだ。

　この23歳の新星の一撃が決勝点となり、ブラジルが1-0で試合を制している。フィルミーノは試合後、「難しい試合だった。チリは非常にスピードがあり、運動量も多い。タフな相手だったけど、僕たちが勝利にふさわしかったと思う。コパ・アメリカに向けて、良い準備ができていると思うよ」と、『SporTV』にコメント。6月にチリで開催されるコパ・アメリカに向けて、手応えを感じていた。