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鮮やかメッシに豪快スアレス…バルサ、4発快勝で首位快走

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[4.9 リーガ・エスパニョーラ第30節 バルセロナ 4-0 アルメリア]

 リーガ・エスパニョーラは9日、第30節2日目を行い、首位バルセロナが、6日に元バルセロナのセルジ・バルファン監督が就任したばかりの18位アルメリアをホームに迎え、4-0の完封勝利を収めた。

 コンパクトな陣形を敷いて守備に重心を置くアルメリアを序盤から攻め立てるバルセロナは、前半12分にDFダニエウ・アウベスのクロスからフリーになったFWリオネル・メッシがヘディングで狙うも、GKフリアン・クエスタの正面に飛んだ。すると同14分にはFWウェリントン・シウバに際どいシュートを放たれて、アルメリアにゴールを脅かされる。

 その後もバルセロナが主導権を握って試合を進めるものの、アルメリアの守備に苦しんでなかなかシュートまで持ち込めない時間帯が続いた。前半31分にはFWペドロ・ロドリゲスのパスをMFシャビ・エルナンデスがボレーシュートで狙うが、クエスタの守備範囲に飛んで先制点を奪うには至らない。

 しか前半33分にエースがアルメリアゴールをこじ開ける。右サイドでボールを受けたメッシがPA内にドリブルで持ち込むと、狙いすました左足のシュートで鮮やかにネットを揺らして、スコアを1-0とした。

 バルセロナが1点をリードしたまま迎えた後半も、試合の流れは変わらず。ボールを保持するバルセロナが、アルメリア守備を攻略しようと試みる。すると後半10分、右サイドでボールを受けたFWルイス・スアレスがドリブルで中央に持ち込むと、豪快な左足シュートを決めてリードを2点差に広げた。

 さらに後半30分にはシャビのCKからDFマルク・バルトラがヘディングシュートを叩き込んで3点目。同35分にはDFアドリアーノのパスから抜け出したメッシがネットを揺らすも、オフサイドの判定に取り消されてしまう。さらに同43分には直接狙ったメッシのFKがクエスタにセーブされ、アディショナルタイムにはアルメリアMFトーマス・パーティーが鮮やかなジャンピングボレーを決めるがこれもオフサイドと判定されてスコアは動かず。

 このまま試合終了かと思われたが、左サイドを抜け出したペドロの柔らかなパスからスアレスがゴールを陥れて、バルセロナが4-0の快勝を収めた。


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