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ミラン、ミスター・ビーからの株式100%買収オファーを拒否か

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 タイの実業家ビー・タエチャウボル氏は4日に夜にミランのシルビオ・ベルルスコーニ会長と会談し、クラブ買収の新たなオファーを出したが断られたようだ。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。

 ベルルスコーニ名誉会長は以前からタエチャウボル氏や、中国政府が背景にいると見られる投資グループとの間で、クラブ株式売却に向けた交渉を行っていた。

 タエチャウボル氏との交渉は難航し、先日にはベルルスコーニ氏の娘であるバルバラCEOが破談に至ったと明かしたが、その後タエチャウボル氏が再びイタリア入りして交渉を行うとも伝えられていた。

 『ガゼッタ』によれば、タエチャウボル氏は4日に急激な動きを見せ、夜にベルルスコーニ名誉会長と会談。クラブの株式100%の取得に10億ユーロ(約1400億円)のオファーを出したとされている。

 もともとタエチャウボル氏は株式の過半数取得のオファーを出していたが、ベルルスコーニ名誉会長は過半数に満たない株式を売却する協力相手を探しているという姿勢を強調し、両者の希望は食い違っていた。今回もその姿勢は変わらず、オファーは受け入れられなかったとのことだ。引き続き交渉が行われるのかどうかは不透明だと見られている。

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