リバプールで構想外となっているFWマリオ・バロテッリの新天地が決まらない。

　昨夏ミランからリバプールに加入したバロテッリだが、16試合出場でわずか1得点と不発。今夏のプレシーズンツアーには参加しておらず、リバプールは1000万ポンドで売却する予定で、放出は決定的だと報じられている。

『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、UAEのアルアハリが獲得のオファーを出したようだが、バロテッリ側はそのオファーに対して首を縦に振らなかった。英紙『デイリーエクスプレス』がアルアハリ監督のコメントを伝えており、「我々は獲得を考えて代理人であるミーノ・ライオラと話したが、彼は『(バロテッリは)別のクラブでプレーすることを望んでいる』と断ったよ」と話している。

　別のクラブがどこのクラブなのかは不明だが、バロテッリはヨーロッパ、中でもイタリアからのオファーを待ち望んでいる。しかし先日、ラツィオへの売り込みは失敗に終わったと伝えられ、サンプドリアやボローニャが獲得の意思を示しているが、リバプールの提示額は両チームにとって高額すぎるとされている。

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