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初の無失点と2連勝で自信回復を強調のミハイロビッチ

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 ミランは28日のセリエA第10節で、キエーボにホームで1-0と勝利した。シニシャ・ミハイロビッチ監督は、自信を取り戻すうえで大きな白星だとしつつ、さらなる向上が必要だと話している。その向上を目指すうえで、ミランはトップ下を置かない形で続けるかもしれない。

 前半は低調な出来だったミランだが、後半にDFルカ・アントネッリのゴールで先制すると、今季初のクリーンシートで逃げ切り。ホーム2連戦を連勝で終えた。

 ミハイロビッチ監督は試合後、次のように述べている。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。

「失点しなかったのは良かったね。シュートも打たせなかった。前半は良くなかったが、後半は修正できたよ。あらゆる形でゴールを狙った。我々はもっとゴールを決めなければいけない。精度を高める必要がある。だが、大事なのはシュートまでたどり着くことだ」

「キエーボは簡単な相手ではない。我々にとっては、順位を上げ、失った自信を少し取り戻すために大きな勝利だね」

 ミハイロビッチ監督は前日会見で、将来的にシステムを4-4-2にすることを示唆している。現在はセンターフォワードの枚数が少ないため、4-3-3を採用しているが、選手層が戻ればFWカルロス・バッカとFWルイス・アドリアーノの2トップにすると言われているところだ。

「トップ下を置かない形でのシステム変更も今後はあるか? トップ下は、1対1がうまく、ペナルティーエリア内に入ることができ、ボールを扱える選手でなければいけない。そして守備での助けも必要だ。我々にはトップ下をこなせる選手たちがいるが、そういう特長を持つ選手はいない。トップ下がいる形で試したが、うまくいかなかった」

 初めて失点せずに試合を終えた守備陣については、次のように述べている。

「アレックスと(アレッシオ・)ロマニョーリのコンビはレギュラーか? フォーメーションを変えてから彼らは一緒にプレーするようになった。4-3-3にして、我々はよりコンパクトになり、DFたちが苦しむことが減った。彼ら2人はよくやっている。この3試合はほとんどピンチを迎えなかった」

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