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継続的に結果を出していきたいミハイロビッチ「ミランの目標は3位以内」

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 ミランは6日、セリエA第15節のアウェーでのカルピ戦に臨む。シニシャ・ミハイロビッチ監督は勝利への意気込みを述べるとともに、その先の見通しとしてシーズン後半戦で3位以内を争っていくことに自信を見せている。

 前節はサンプドリアに4-1で快勝し、ミランは14試合を終えて6位。下位に沈むチームとの対戦が続く12月は勝ち点を伸ばすチャンスとなる。

 ミハイロビッチ監督は前節ジェノアを下しているカルピを警戒しつつ、上位を目指していくために安定した結果を出していかなければならないと強調した。イタリアメディアが会見での指揮官のコメントを伝えている。

「チームは良い状態にあり、1週間を通して良い練習ができていた。よく団結できていて、落ちついている。勝ち点3を持ち帰ることができるよう全力を尽くすつもりだが、カルピは復調しつつあるチームだ」

「スクデットに到達し、チャンピオンズリーグに出場するためには、結果に継続性を持たせてホームでもアウェーでも勝つことが必要になる。我々はそれをやろうとしているところだ。直接のライバルとすべてシーズン前半戦にアウェーで対戦していることも大きい」

 宿敵インテルは今季ミランより好成績を収めて首位を争っているが、ロベルト・マンチーニ監督のチームとは条件が異なるとミハイロビッチ監督は主張した。

「私は数字に強くはないが、マンチーニの就任以来、彼らは我々よりも金を使ってきた。ミランは売ることも多かったからね。それに、彼の方が6か月間長く仕事の時間があった」

「いつも言ってきたように、評価を下すためには前半戦の終了を待つことにしよう。我々のようにゼロからスタートする者にとっては、それが最低限のことだよ」

 4連覇中の王者ユベントスは今季大きく出遅れたが、完全に復調。5連勝で5位にまで順位を上げ、首位争いにも加わろうとしている。

「ユーベが強いことは分かっている。5連勝を収めているし、誰もが彼らのことを良く言っているのは当然だ。だが我々も最近の公式戦8試合で5勝2分けを記録し、トリノでのユーベ戦で1敗しただけだ」

「だがそれで浮かれるようなムードはまったく感じられず、論争ばかりだ。いずれにしても考えても仕方がないし、我々の目標は3位以内に到達することだ。後半戦は前半戦より良い戦いができると確信しているよ」

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