beacon

チェルシー、モウリーニョ解任ならコンテが後任候補?

このエントリーをはてなブックマークに追加

 ジョゼ・モウリーニョ監督を解任する事態に陥った場合、チェルシーはイタリア代表のアントニオ・コンテ監督を後任候補の筆頭に挙げているという。イギリス『インデペンデント』が報じた。

 5日のプレミアリーグ第15節で、降格圏のボーンマスにも敗れたチェルシー。リーグで14位と不振が続き、モウリーニョ監督は来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得も厳しくなってきたことを認めている。

 元マンチェスター・ユナイテッドのアレックス・ファーガソン氏は、モウリーニョ監督を支持し、チェルシーは続投させるべきと述べている。だが、9日のCLポルト戦は、モウリーニョ監督にとって大きな重圧が懸かる一戦だ。

 グループGでポルトと勝ち点10で並ぶチェルシーは、ホームで引き分けても決勝トーナメント進出が決まる。だが、アウェーで敗れているポルトに再び負ければ、ディナモ・キエフの結果次第でまさかのグループステージ敗退もあり得る状況だ。

 プレミアリーグで不振を極め、CLで決勝トーナメントに駒を進めなければ、さすがのモウリーニョ監督もその立場が危うくなる。そして『インデペンデント』は、チェルシーが来季に向けてコンテ監督を狙うと報じた。

 イタリア代表をEURO2016に導いたコンテ監督だが、以前からプレミアリーグへの関心をうかがわせており、『インデペンデント』はモウリーニョ監督が解任される事態になれば、コンテ監督の関心を誘う可能性があると伝えている。

 また、コンテ監督は以前から本大会後の去就が騒がれている。イタリアサッカー連盟との契約延長は実現しておらず、イタリアメディアは同監督がクラブレベルでの指揮に戻ることを望んでいると報じてきた。そのため、『インデペンデント』の報道を受け、一部イタリアメディアは、チェルシーがシーズン終了まで暫定監督に任せ、来季からコンテ監督を招へいする可能性も伝えている。

●プレミアリーグ2015-16特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP