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「レスリングのような試合」「見栄えはせずとも…」ドルトムント4連勝で天王山へ

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[3.2 ブンデスリーガ第24節 ダルムシュタット0-2ドルトムント]

 ブンデスリーガは2日、第24節2日目を行い、ドルトムントは敵地でダルムシュタットと対戦し、2-0で勝利した。これで4連勝となり、16年に入って7戦負けなし(6勝1分)。この日、首位バイエルンが敗れたため、勝ち点差は「5」に縮まった。

 ロングボールを放り込むダルムシュタットに対し、セカンドボールの競り合いが目立った一戦。ドルトムントはボールポゼッションを高めながらも、劣悪なピッチコンディションに苦しんだ。

 DFネベン・スボティッチは「サッカーの試合とは思えなかった。ボールをうまく回すことができなかった。レスリングのような試合で、楽しいゲームではなかった」と表現。それでも前半38分にFWアドリアン・ラモスのゴールで先制すると、後半8分にはDFエリック・ドゥルムが追加点。ドゥルムは今季初ゴールで、昨年5月9日のヘルタ・ベルリン戦以来、ブンデスリーガ通算2ゴール目となった。

 トーマス・トゥヘル監督はクラブの公式サイトで「ドルトムントの選手がダルムシュタットでできる最高のこと、それはプロフェッショナルなプレーを披露することだ。見栄えはせずとも効果的だった。今夜はそれに尽きる」とコメント。内容はともかく、勝ち点3を獲得し、次節は首位バイエルンをホームに迎える。

 勝てば一気に勝ち点2差に縮まる天王山。ドゥルムは「今日は勝ち点3をドルトムントに持ち帰れたことが大きい。次はバイエルンとの勝負だ」と力を込めた。

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