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“爆買い”中国の誘いを断ったファルカオ「チェルシーに残って戦うことを望んだ」

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 チェルシーFWラダメル・ファルカオが、冬に中国の2クラブからオファーがあったことを認めた。だが、ビッグオファーよりもイングランドで勝負を続けることを望んだと述べている。

 マンチェスター・ユナイテッドで苦しんだファルカオは今季、レンタルでプレミアリーグ王者チェルシーに加入し、雪辱を誓っていた。だが、スランプに陥ったチームで活躍できず、負傷による長期離脱もあって、復活を遂げることができていない。

 そのファルカオには、1月に多くのビッグネームを獲得した中国から誘いがあった。コロンビア『エル・ティエンポ』で次のように述べている。

「中国から2つのオファーがあったのは事実だ。でも、僕は自分に可能性を与えるためにイングランドに残った。中国に行くのはもっと簡単な道だっただろう。ビッグオファーだったからね。でも、僕はここに残って戦うことを望んだんだ」

 今後が不透明なファルカオだが、今は目の前のことに集中していると強調した。

「僕はクラブのことに集中し、1日1日を生きている。サッカー界ではあっという間にいろいろと変わるんだ。今は5月までクラブで自分にできることを考えていく。ほかのことは見ていない。残留するかどうかは、僕だけじゃなく、多くのこと次第なんだ。僕はチャンスを得るために練習で全力を尽くす。しかるべきときに話し合うだろう。中国やアメリカ、中東へ? 僕の今は、欧州で続けることだ」

 ケガは過去のものであり、かつて負った重傷についても「ひざは完璧」と主張するファルカオ。かつての調子を取り戻すことはないという声には、次のように返している。

「人にはそれぞれ思うことを言う権利がある。キャリアが評価次第ということも分かっている。でも、サッカーではすべてが変わり得るということも分かっているよ。常に勝つことができないのは事実だけど、仕事を続けなければいけない。状況が良くなっていくと信じている」


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